楽天モバイルMNO基地局探しのすすめ
こんにちは🐈
最近自分の中でまあまあアツいネタの一つである楽天モバイルMNOの基地局探しについてまとめてみようと思います.
楽天モバイルMNO基地局 #とは
第4の移動体通信キャリアと話題の楽天モバイルが新たに建てている基地局のことです(そのままやんけ).ゼロからのエリア構築のため,他のキャリアで当たり前のように圏内な場所が圏外です.そのため現在楽天モバイルはいま本気になってエリアを拡大しています.
面白さ
電波強度見ていろいろ走り回って強くなる方向に移動して近づいていくので一人で宝探しゲームやってる感じです(ぼっち特有の娯楽)
基地局が日に日に増えているためエリア拡大を体感できるところ
アンテナ形状が同じであるため他のキャリアに比べて探しやすいところ
という楽天モバイル特有の楽しさもあります.
使用機材
スマホ(←あたりまえ)
OnePlus 7 pro(256GB+8GB)です.Root化済みでNetwork Signal Guruというアプリででバンド固定,電波強度確認をしています.
やりかた
†とりあえずいろいろな場所に行ってみる†
これに尽きますね.昼間にやるとただの不審者なのでなるべく深夜帯を使って自由に動き回っています(これも不審者).エリアマップが面で塗られている場合は無理ですが点で塗られている場合は中心にあることが多いのでエリアマップから大体のアタリを付けることもできます.
強度が強くなる方向に移動してキョロキョロしまくれば見つかります.
見つけ方のコツ的なもの(自分流)
※あくまで自分流なので間違いがあるかもしれないです(自信がない)※
Network Signal Guruのスクショを見るとわかるのは電波強度以外にも情報量があることです.
この中で割と発見するために有効なのがCarrier RSSI,Timing Advanceと隣接セル情報です.各数値の見方はだいたいこんな感じです.
- Carrier RSSI:
この手のアプリで良く出てくるRSRPとは異なり,基地局の混雑具合に左右されません.ですので純粋な電波強度が見られます.
テキトーに移動してて-50dBmを上回る場所を見つけられたらその周辺を詰めていくという感じで良いと思います.そこから-40dBm~-30dBmくらいまで強くなる場所を探したら目視でキョロキョロし始めましょう.
局所的に強度が大きくなる場所があるため,たとえ強度が-30dBm近くまで上がったとしても見つけられないことがあります.隣の山(丘)に基地局があったりしませんか─── - Timing Advance: 電波強度とは異なり基地局→端末間での電波の到達時間から計算される数値です.数値×78mで基地局までの距離が計算できます.
更新頻度が低い(アプリの表示バグかも?)のでリアルタイム性に欠けますが体感ですがRSSIよりも正確に基地局の距離が出てきます.
TAと略されて表示されていることが多いです.TA3を切ったらもう目の前です. - 隣接セル: 端末が接続しているセル以外で電波が届いているセルを表示します.
楽天は田舎ではほとんどが3セクタ局です.一つの基地局に3つのセルが存在します.セルごとに電波の放射方向が異なるため,隣接セルが変化したときに基地局からの方角が変わったことがわかります.セルにはIDが振られていて大体同じ基地局のセルは連番です(IDには色々種類があるがだいたい連番です※例外あり).
基地局がありそうだなあと思ったが見つけられない場合,その位置の囲うように一周し,隣接セルが変わらなければハズレです.
計測アプリによっては表示できない数値がありますので色々入れてみるのをおすすめします.RootedでなければNetwork cell info(Androidのみ)というアプリが全部出てくるので良いかなと思います.iPhoneだと*3001#12345#*で一部見られるけど微妙...
さいごに
簡単にですが自分がたまにやっている楽天モバイルMNOの基地局探しについて紹介してみました.Twitterの#ず〜みん電測 でもツイートしているのでぜひ見てみてください.twitter.com